2004年03月21日

職務発明

職務発明について、HPに記事を書きました。
調べていて面白かったのは、海外との比較です。
国内では、産業界(=報償抑制)vs.技術者+学者(=報償拡大)
で論争を繰り広げているようですが、目を海外に転じると、超高額の職務発明の報償はどうも日本の状況は特殊なようです。

職務発明の権利は企業に帰属するとする英仏のような国、
特許権の帰属そのものを争う米国、国がガイドラインを出すドイツなど、
国により職務発明の扱いは様々です。

ただ共通して言えるのは、せいぜい数十万円から1千万円程度というの
が職務発明に対する報償の世界的な相場だということです。

基本的には、企業における発明はチームプレーであり、
その利益を実現するのも、一人では大変困難です。
また、米国では、発明者が起業して儲けるという考えで、
特許権の所有を争うという形をとるようです。
その他の国では基本的に発明者には処遇で報いるという考えの
ようです。

その点が、パソコン1台、電話1本で数百億円稼ぎ、数億円、
数十億円の報酬をうけとる金融界の特殊な職種の人との違いで
しょう。

しかし、最近の日本の諸紛争を見ていると、日本の社会風土が
自己犠牲重視から嫉妬の文化に変化しつつあるように思えて、
少なからず憂いを感じます。
自己犠牲も、嫉妬も自分をとりまく人間集団を強く意識する点で
集団主義の変形ですが、方向が180度異なっています。
この違いは、長期的にこの国の将来に大きな影響を及ぼして
いくことと思います。



posted by 利アップ at 23:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>自己犠牲重視から嫉妬の文化に変化しつつあるように
>思えて、少なからず憂いを感じます。

なるほど、嫉妬の文化ですか。。。

嫉妬というのは、自分の心から湧き出る本当の気持ちを
自ら認めることも、コントロールすることもできず、
その精神エネルギーの矛先を他人に向ける事で、
自分を偽り納得させる、一時的な心的な待避行動ですね。

問題なのは、これが偽りであり一時的であること。
つまり、根本的な解決にはなっておらず、結局本人の
心に傷を負わせるだけだということです。

処方箋のキーワードは、受容≠ニ素直=B
それが更なる高みへと自分を導いてくれるんですが。。。
これがなかなか。。。できない。。。ですね。
Posted by バルタン(V)o¥o(V) at 2004年03月24日 12:35
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